雪降りて、君を待つ 裏あとがき



 ※このページはコミックマーケット81で初刊行された
  「雪降りて、君を待つ」のネタバレが含まれています。
  と言うか、「雪降りて、君を待つ」を全て読んで下さった人向けに作ったページなので
  読んでいない方についての責任は持てません。そもそも意味不明かもしれません。

  まぁ、一応、確認を取る為にも、下の方までずらしておきました。
  お手数ですが下の方まで進んで下さい。





















 どうも、考えることをやめた水木です。主にレイアウト。
 初めての方はこのような場所まで見ていただき、ありがとうございます。
 細々と小説を書いている者です。

 説明させて頂きますと、
 サークル名が「続きはwebで!」なので「何か“続きはwebで!”っぽいものを書こう」と考えた結果、裏後書きになりました。
 下手の長談義になりますが、最後までお付き合い願います。



 というわけで裏後書きです。
 今回も一応考えたことは考えたのですが、都合によりカットしました。
 代わりに、本書でカットしてしまった挿絵担当Angelo君のあとがきを載せました。

 ↓Angelo君のあとがき↓

はじめまして、こんにちは。このたびは挿絵を担当させていただいたAngelo(あんじぇろ)です。
今回で、東方の小説にたずさわって三度目となりました。東方が誕生して、東方を知ってからいくつか年が過ぎ、もう生半可の知識ではついていけないです。
そろそろ常連な顔にならないといけません。ゲームも公式資料集や漫画、みなさんの東方の同人誌も調べていかないとだめですね。
それでも東方にたずさわると、いつでも新鮮な空気を吸った気持ちになります。
日々たくさんの絵や動画、ゲーム、音楽が増えていく東方。いろんなものが重なっていき、新しい情報がどんどん増していく。
色んな方達が作り上げた事が新しい東方を積み重なっていき、いつまでも新鮮な作品としてずっと私達を楽しませてくれる。
あんまり良い意味ではないのですが、私みたいにあまり東方の世界に踏み込めてない人でも作品にたずさわることができる、そんな場所なのかもしれません。
それは、うっかり踏み込んだ人、迷い込んだ人。キャラに惹かれて来た人やただ単に興味が湧いた人。どんな人でも歓迎されるそういった世界なんだと思います。
こういった世界をずっと保ち続けている東方。やはり皆さんが作り上げたきた結晶という、それは大きくて綺麗で、季節の空気を堪能させてくれる素敵な物なんです。
沢山の光に包まれる作品です。いっぺんに手に取ろうとするのは大変ですが、空を見上げれば、新しい小さな結晶が降って来ます。そして私達を楽しませてくれます。
そんな東方は、永遠に生き続けてくれると私は願っています。
この本を手に取ってくれた方は、ほんの小さな結晶でも素晴らしいものを手に入れた事なんだと思い。
そして私達は、いつまでも心にしまっておけるあなたを、ひとつの結晶として出会えたことを喜ばせていただきます。

                                                                     Angelo

 ↑Angelo君のあとがき↑



 以上です。ありがとうございました。
 今回はごまはんげつの皆さんと話し合った結果、Angelo君のみの参加となりました。
 次はどうなるか分かりませんが、またお世話になると思います。



 あとは大蛇足の、僕の本当の後書き兼小言です。

 とりあえず……前回の結果が芳しくなかったので、今回は頑張ろうと意気込んだはずなのに、
 気付けば前回以上に酷かったです。
 なんていうか、勉強不足の一言で済まない感じでした。
 詳しいことは書くと長くなりそうなので割愛しますが。

 それで、まぁ、いろいろ酷かったせいで本文にもかなりの影響が及びました。
 起承転結の承あたりからズレはじめ、転でどうしようもなくなり、結が頭の中で考えていたものと違っていました。
 そんなものを皆さんに見せて良いものかという思いも当然強かったですが、
 それ以上に、自分の書きたかったものが書けなかったという結果が非常に残念でした。誠に遺憾です。

 まあ、〆切間近になっても考えが二転三転、右往左往、堂々巡りをしていれば当たり前かもしれません。

 最終的に、自分が書きたかった話ってなんだっけ? という感じになってしまいました。
 正直、今もまだ分からないです。
 くやしいなぁ。
 今回の気持ちをバネにして奮起すれば良いのかもしれませんが前回同様、落ち込みそうで怖い。

 ただ、今回の話の出発点は覚えています。
 “自分の中の「博麗霊夢」というキャラクターについて”
 本編で散々、神主(原作者)さんからも割りと酷いこと言われている霊夢ですが、僕は本編で八雲紫に言わせた通り
 “やさしい”性格なんじゃないかな、と思っていました。
 まぁ、解釈は人それぞれなんで、これ以上書くことは控えますが、
 僕は「博麗霊夢」が好きです。ゲーム本編ではほとんどお世話になっています。
 今回のような話が浮かんだのは、おそらく、改めて霊夢についてどう思っているのか、自問自答するためでもあるかもしれません。
 あと、ギャップは好きです。萌え。
 本当は本編のあの性格もいろいろあったんですが……端折りました。

 まぁ、それだけに口惜しい気分です。
 もしかしたら入れない方が良かったかもしれませんが、時間(とページ)がないという理由で選択はしたくなかった。

 ただ、もしかしたら、また書くかもしれません。改訂版のような形で。
 でも、もしかしたら、その時に書いた話はそれまで考えていた話とは違うものになっているかもしれません。
 けれど、それは自分の中の考えが変わったからだと思います。だから、今度こそしっかり書くんだ、自分。
 今はそんな気持ちが体のどこかに宿っています。
 絶やさないようにしたいです。



 長くなりましたが、以上です。

 割とどうでもよい話ばかりですが、どこかに書いておきたかったので、ここに書き残しました。
 本文もそうですが、何か伝われば幸いです。

 これからはもう少し、己を突き動かせるようにしたいです。

 それでは、また機会があればよろしくお願いします。



 ここまでのお付き合い、ありがとうございました。

2011/12/30
水木 真



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