蚊帳の外・裏後書き


 ※このページはサンシャインクリエイション46で初刊行された
  「蚊帳の外」のネタバレが含まれています。
  と言うか、「蚊帳の外」を全て読んで下さった人向けに作ったページなので
  読んでいない方についての責任は持てません。そもそも意味不明かもしれません。

  まぁ、一応、確認を取る為にも、下の方までずらしておきました。
  読んで頂ける方はお手数ですが下の方まで進んで下さい。





















 どうも、水木です。今回もデザインセンスとは無縁のレイアウトです。
 そして、初めましての方は初めまして。細々と小説を書いている者です。

 一応説明させて頂きますが、
 サークル名を「続きはwebで!」にしたので『何か「続きはwebで」っぽいものを書こう』と考えた結果、裏後書きになりました。後書きが好きと言うか、色々語るのが好きなんです。
 下手の長談義になりますが、最後までお付き合い願います。



 まぁ、と言う訳で裏後書きです。 
 何を書こうか若干あたふたしているので少々箇条書きちっくになります。

 

@タイトル「蚊帳の外」について
 辞書などで上記の言葉を調べると「事が行われている場の外(goo辞書)」「仲間はずれ(wikipedia)」と書かれています。まぁ、そんな事言われなくても分かっているよって方もいると思いますが、つまりそういう事です。

 元々オリジナル物ばかり書いていて、何度かこあぐら堂さんの同人誌にゲスト参加させて頂いたのですが……まぁ、原作をまともに云々はともかく、既存のキャラクターを動かす事に慣れていなく簡単に言えば失敗してしまったので、「次は自分の書きやすいような作品を」と考えていました。
 しかし、二次創作は前々からやってみたかったので、それらを何とか共存できないかなと考えていたところ、思いついたって言うか前々から考えていた話が丁度ありました。

 そういう経緯で出来上がりました。はい、以上!(笑)

 ……まぁ、そんな訳で、「ひぐらしのなく頃に」と言う原作を土台にしたほぼオリジナル小説の誕生です。初っ端から良いのかなーと思いましたが、これも自分らしいかなと思って今では納得しています。

 ただ、もう一つ「『ひぐらし』を知らない人でも読める話」と言うのも考えました。
 これは周りの人間が「『ひぐらし』の名前は聞いた事あるけど実際にプレイした事はない」って人がそこそこいたのでそういう人たちでも読める作品を……と作りました。
 結果は「え? どういうこと?」みたいな感じで「それはそれで『蚊帳の外』らしい」とも思ったのですが、まぁ、ちょっと微妙だったかなーと思います。結末を知っている方には「あー、やっぱり最終的には」と言った感じでしょうか。何にせよ、考えてもしっかり実行出来ないと中途半端で良くないですね。
 気を付けます。頑張ります。

 

Aキャラクターについて
 当然、「児島貴志」と「前島静香」はオリジナルキャラクターです。名前は……まぁ、勝手に借用させて頂きました(前に書いた「おふろのはなし」みたいなネタ名前でも良かったのですが、今回は真面目に)。

 で、児島に関しては完全にオリジナルなのですが、
 室橋に関しては参考と言うかモデルがいます。
 漫画版『綿流し編』のモブキャラ(ツインテリボンの人)です。
 ……簡単に言えば趣味全開です。
 ただ、モブキャラなので詳しい設定はありません(作者の「方條ゆとり」さんの方ではあるかもしれませんが)。故にそこからは僕が創り上げる。性格はもちろん私服辺りがそうですね。……まぁ、趣味全開です。
 と言うか、そのモブキャラを見てこの話が浮かびました。

 勝手に使ってすみません。

 後、物凄い事に、
 設定では「室橋静香」だったのに、何時の間にか「前島静香」になっていました。びっくりです。最初は確かに「前島」だったんですが、後から「室橋」に変えました。なのに……。しかも、気付いたのが脱稿してから。
 まぁ、余り問題ではないのですが、次回から気をつけます。

 ちなみに、児島に関しては
 今回……と言うか僕の中ひぐらしのイメージが「妄想」だったのでテーマも「妄想」にし、彼には存分に「妄想」してもらいました。確実に間違った方向に向かったなぁと思った事もありましたが、途中で開き直りました。
 ただ、彼は途中まで一人称を「僕」に設定していたのですが、やっぱり「俺」にしました。プロローグは気弱で良いのですが、本編始まってずっとそれは良くないので。後、「僕」だと地が出てしまう時が……。

 

B原作との繋がり
 この作品は見事に原作を無視したと言うか全然関係無い話です。まぁ、そこらへんはタイトルの方で触れたので置いておきますが、途中で「それっぽい」事をしました。

 エンジェルモートでの一件は原作との繋がりよりも「疎外感」や「孤独感」とかを出したかったので人物の名前は出していません。そして、面子もよく考えれば不思議です。
 女性陣はレナ・魅音・沙都子・梨花の四人ですが、男性陣は圭一・入江・亀田の三人です。店員は詩音ですね。まぁ、要するに男性陣が変だと思われます。
 これは皆殺し編を意識して、全員が仲良く、と言う光景を出したかったです。なので、エンジェルモートに関係出来そうな入江監督と亀田君も登場させ圭一と存分に語っている姿を……と夢見ました。

 『終』の大災害云々に関しては漫画「鬼曝し編」を参考にしました。
 ただ、僕の中での大災害の被害は「鬼曝し編」が出るより前からあったので、一部参考、ですが。

 また、ラストの後日談として、児島が書店で「ひぐらしのなく頃に」と言う本を見つけるシーンを入れようか結構悩みました。そうすることで「疎外感」をさらに出そうと思ったのですが、原作との繋がりは極力出さないようにする方を重視したのと、単純にページ数を増やさない為&〆切の関係で止めました。
 原作だと「暇潰し」編以外でも本を出していそうな気がしますが、どうなんでしょうね。

 後は、「足音」はともかく、忍(前島の元彼)の騒動時に大石さんでも登場させようかと思いました。もしくは熊ちゃん。でも、ここはやめておきました。警察介入すると面倒なので。

 

Cその他
 とりあえず、誤字・脱字などが沢山あったと思います。
 ……一応、推敲はしたのですが、足りないと言うことですね。
 次回からは気をつけます。

 後、それ以上に申し訳ない事が一つ。
 本来、この作品には挿絵を担当してくれる前途有望な相方さんがいたのですが、前途有望過ぎて同人活動に時間をかけられなくなりましたと言われ、結果、サンクリのサークルカットだけで終わってしまいました。
 ……サークルカットを見て買って下さったと思われる方がいらしたので、本当に申し訳ない限りです。
 次は夏コミを申し込んだのですが、ちゃんと文字だけのサークルカットにしました。
 それで大丈夫とは思いませんが、まぁ、事故は防いだかと思います。

 そういう訳で、
 当サークルは絵の描ける相方さんを大募集しています。

 ……と書いたところでどうにかなるとは思えません。
 それに、まずは文章を良くする事を考えます。

 

 以上です。

 まぁ、とりあえず書いたって感じなので次回はどうなるか分かりません。
 と言うか、こんな風にあれこれ考えても、本書が良くないとどうしようもないですし。

 とにかく、まだまだ勉強不足ですので、頑張ります。

 また機会があればよろしくお願いします。



 ここまでのお付き合い、ありがとうございました。



2010/2/8 水木 真 



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