君に送る文・裏あとがき



 ※このページはCOMITIA97で初刊行された
  「君に送る文」のネタバレが含まれています。
  と言うか、「君に送る文」を全て読んでさった人向けに作ったページなので
  読んでいない方についての責任は持てません。そもそも意味不明かもしれません。

  まぁ、一応、確認を取る為にも、下の方までずらしておきました。
  お手数ですが下の方まで進んで下さい。





















 どうも、なんかもうレイアウトはこれでいいや、と諦めかけている水木です。
 そして、初めましての方は初めまして。細々と小説を書いている者です。

 説明させて頂きますと、
 サークル名が「続きはwebで!」なので「何か“続きはwebで”っぽいものを書こう」と考えた結果、裏後書きになりました。
 ――っていうのを前回前々回もやったので、今回もやった感じです。捻りゼロ。ついでにこの文章もほとんど一緒。
 あとがきが好きと言うか、色々語るのが好きなんです。
 下手の長談義になりますが、最後までお付き合い願います。

 ……どうでもいいですが、今回のようやく「続きはwebで!」と正しく申し込んだイベントに受かりました。
 前回も前々回も間違った名前で応募してしまいました。そして、何故か落ちた時だけ正しかったです。
 これからは間違えず、統一していきます。気をつけます。





 と言う訳で裏後書きです。
 本書のあとがきには「本編の続き」と「あとがきのあとがきみたいなもの」の二つを載せると書きました。
 それから相方サークル「ごまはんげつ」さんたちのあとがきです。

 では、まずは本編の続き(というか後日談的なお話)です。
 それでは、どうぞ。

 *続き*

※申し訳ありません、現在「カカオ何パーセント?」の後日談は執筆中です。





 次は「ごまはんげつ」の皆さんのあとがきです。
 諸事情により本に載せることができませんでした。〆切とかページ配分なんて知りません。
 それでは、どうぞ。

@Angeloさん:
 こんにちは。挿絵を描かせて頂いたAngeloです。あんじぇろとお読みください。
 今回の原稿作業では至らなかった点や、自分の実力が明白に見えたりなど、反省することがたくさんでした。
 メンバーにはご迷惑をかけてしまって申し訳ない思いです。
 創作オンリーの場として、辛かったところや楽しかったところがありました。
 この本を気に入ってくださると大変うれしく思います。
                                         Angelo

AHoltさん:
 始めましての方は始めまして、久しぶりな方は久しぶり!
 帰宅部の挿絵を担当させていただきましたHoltと申します。
 今回はアクシデント続きでした・・・w
 さぁ描くぞ!と思ったらなんとペンタブがお亡くなりになりました。チーン。なので我がリーダーのアンジェロさんにペンタブを借りてかきかき・・・手伝ってもらう部分もしばしばありましたが、無事なんとか完成しました!
 小説の内容については短編集なのですごく読みやすく、日常と言う感じがとても好きです。全体的にのんびり、まったりしている感じを受けました。
最後になりましたが、挿絵作りに協力してくださったみなさまに感謝申し上げます。
いざ、ほのぼの水木 真ワールドへ・・・

B墨洲さん:

本人の希望により画像です。
墨洲さんのあとがきです。






 ここから先は裏あとがきになります。
 本編及び上にある本編の続きを含んだ感想文のようなものです。
 ストーリーについての裏話や挿絵の感想とか、まぁ、雑多に色々書きました。箇条書き風味です。
 お暇な時にでも読んでいただければ幸いです。
 ……気付けばなんか前回よりも砕けた具合になっていました。はっちゃけすぎました。ごめんなさい。






@交換プロフィール・ラブレター:
・元々はある日、ふっと書いた単発物でした。
 つまり、この話は本来今回の短編集に入る予定はなく、最初はHPに掲載する予定でした。
 なんでそうなったかと言うと……諸事情です。夏コミが落ちて代わりに何を受けようか、そうか一週間後にCOMITIAというイベントがあるのか、でも何を書こうか、やはりここは短編集だろうか、短編集ならば――なんて具合だったかもしれません。まあ、日頃あれこれ妄想していたことが功を奏したことは間違いないと思います。
 どうでもいいですけど、本来は「プロファイル」と言うそうですね。ここは日本ですけど。

・という訳で、最初は季節なんて関係ありませんでした。まぁ、春っぽい話ですから自然と合いましたので良かったです。
 というか、一番はじめに書いた時はキャラクター(純子さん)の容姿についての記述なんて全くなかったです。その理由は下記を参考に。

・テーマは「想像」。
 もし、文和(主人公)や純子さん(ヒロイン)の心情などの記述が足りていないなどと思った方がいらっしゃれば、ぜひ、「想像」してみてください。

・作中(及びタイトル)の「交換プロフィール・ラブレター」は僕がある時浮かんだものです。我ながらこんなことを浮かぶ男はどうかと思います。
 作品を書きながら片手間でノートに、実際に書いてみました。とりあえず、独りでやるものではないです(試しに二人でやってみようと思い、相方さんの一人に声かけたら見事に断られました。この行為は異性でやってください。実際に試した方がいらっしゃれば、ついでに感想を下さい)。
 ……あ、どんな感じでやるかさっぱり解らなかったら、それはもう僕の文章力が無いということで遠慮なく苦情文をお出しください。
 ちなみに文和君の身長や体重などと僕自身のそれらはあまり似ていません。純子さんも同様。それも書きながら「想像」した結果です。

・正直に申し上げると、最初は結末を「YES」とも「NO」とも捉えられるような感じにする予定でした。
 でも、まぁ、続き(後日談)を読めば分かりますが、結果は「YES」です。
 HP用に載せる作品だったらそれでも問題なかったのでしょうが、一冊の本にする際、その構成は完全に頭から消え去りました。というか、書いている途中で消え去りました。ぶっちゃけますと、作者が感情移入をした結果です。むしろ、純子さんを僕に下さい。
 なお、過度な「想像」はお控えください。それはもはや妄想の域です。

・挿絵は「墨洲」さん。でも、デザインは「Angelo」さんです。最初は挿絵もAngeloさんの予定でしたが、まぁ、そこは都合により変更。
 でも、素晴らしいクオリティです。墨洲さん、ありがとうございます。また、お手数をかけました。
 とりあえず、可愛いです。でも、Angeloさんの下書きもすごく可愛かったです。
 相方さんがいて本当に良かったです。




Aあツいナつ:
・テーマは「来いよ○○○○! 権力なんか捨ててかかって来いよ!!」です。
 ……ごめんなさい、半分くらい冗談です。
 というか、これも布団の中で眠れぬ夜を過ごしていた時に思いついた話をこの本向けに直した次第です。
 最初がどんな感じだったかというと――ご想像にお任せします。正直、あんまり覚えていないが正解ですけどね……。

・一番タイムリーなお話なので、試しに執筆中はエアコンを使わないでやってみました。そしたら妙に怨念のこもった文章を書いてしまい、話が進まなかったので推敲しまくった成れの果てがどこかに散らばっているかもしれません。そして、〆切が近づくと、どう考えても執筆の妨げにしかならないので遠慮なくエアコンを稼動させていました。
 個人的に「節電」より「節約」だと思っています。それくらいの感覚の方がいいってことですかね。……つまり、我が家の全権を握っている母が「控えめにね」と言えばそれに従わなければいけないということです。いや、違うな。

・タイトルがちょっと歪なのは、ひらがなとカタカナを分けて書くと両方ともあるキャラクターの呼称になることが分かったからです。
 別に夏の話だから「奈津」にしたわけではございません。……たぶん。
 ちなみに僕らの間では「なっちゃん」と呼ばれています。かわいいよ、なっちゃん。

・お父さんである洋平さんは「なんだかんだで娘に甘いお父さん」というイメージくらいしかなく、そのイメージを元に文章を書いていたら……おや、本当に甘くなった。まるで作者の感情がそのまま文章となっているかのようです。まあ、小説ってそんな感じのような気もしますが。

・本編では直接的に書かれてはいませんが、なっちゃんの設定はちょっと重たいかもしれません。
 そこらへんは書かない方がいいだろうなと判断して、濁しました。
 まぁ、おおよそ検討がつくんじゃないかと思っていますので、気になる方は想像してみてください(あ、テーマが違う)。

・挿絵、及びデザインは「Angelo」さんです。デザインを依頼した際、デフォルトでヘアピンを付けたところに彼のこだわりを感じました。
 ちなみにサークルカットの絵もなっちゃんです。また、最初は表紙を飾る予定でした。




B帰宅部:
・これも元々は(以下略)。
 というか、これに関しては「ガンガン」という雑誌で公募していた「コミックアンソロジー極」という企画に向けに書いたものです(勝手にリンク)。
 しかし、ガンガンは漫画雑誌。応募方法もネーム。僕の周りに「俺の考えた話を描いてくれよ!」と心置きなく頼めそうな人はおらず……枕を濡らしました。結果、どうしたものかと考え末、これに載せることと致しました。一応、テーマに沿ってはいると思いますが……どうだろう。
 ちなみに、コミックスは買いました。感想は、まぁ、好きな作家さん(小島あきら先生)の作品が読めて良かったかな、です。

・ということで「帰宅部」というテーマだけが先行した所為か、千晶さんのキャラ設定がかなり微妙な具合となってしまいました。
 そんな風に感じていなければ幸いですが……僕の中では謎の人物です。いや、本当はそれで正しいんですがね。
 一方、秋山君は考えようとさえしなかった。

・この話だけ「後日談」じゃなくて「前日談」なのは、あれが浮かんだからです。
 というか、少しでも補わなくてはまずいなと思いまして。

・挿絵は「Holt」さん、デザインは「Angelo」さん。また、挿絵の一部もAngeloさんが担当しています。
 肝心の挿絵でキャラクターの顔が写っていないのは如何なものかと議論しましたが「これはこれで良し」という結論に至ったので、そこらへんはご愛嬌を。
 ただ、これを書いている時はAngeloさんの下書きくらいしかありませんが、運というかAngeloさんの調子が良ければ会場で千晶さんが見られる(た)かもしれませんね。
 余談ですが、この話の概要(というかラストあたりの千晶さんの台詞)をHoltさんに説明したら「あまぁ――いっ!!」と言われました。ご尤もで。




Cカカオ何パーセント?:
・言うまでもなく、元々は単発で浮かんだお話です。
 この話と「あツいナつ」が頭の中で形作られてきた辺りから前回同様、四季を入れるようにしました。
 ここに書くことではありませんが、つまり、「帰宅部」の季節は完全に後付です。

・テーマは「コーヒーとご一緒に」。でも、気付けばこの本そのものがそんな感じでしたね。

・そういえば、この作品が一番タイトルに悩みました(本当は総タイトルかも)。最初は「カカオ?%」だったのですが、なんか文字化けしたような感じにも見えたので、最終的には上記の通りに落ち着きました。……そして、ミスをしたタイトルです。本編を読んでいれば気付くはずです。主に左上のあたり。

・美冴さんの性格や喋り方は僕が女性のことをよく把握していないので、男性っぽくしようと思った結果です。で、気付けば、なんだかメタ発言というか読者に投げかける発言が多々見られます。最初はそんなつもり、全くなかったのですが……やはり実際に動かして(書いて)みないと分かりませんね。

・仁志君は「めんどくさい」が口癖、程度のイメージしかなかったです。基本的に男は雑な扱いです。でも、いいことではないですよね。
 ただ、いつの間にか美冴さんとのバランスがとれているような具合に仕上がった気がします。そんなもんでしょうか?

・どうでもいいですが、美冴さんがヒロイン勢の中で一番の年上です。大学一年生。
 次が純子さん&千晶さん。高校二年生。千晶さんが年上に、純子さんが年下に見られるように意識しましたが、本当に同じ年なのか。
 一番下は当然なっちゃん。小学六年生。これくらいまでがかわいいんですかね。
 そういえば中学生がいないですね。僕の家から歩いて一分程度の場所に中学校があるからかな(それだったら小学校もほとんど同じ距離だけど)。まぁ、中学時代はあんまり思い出したくないことがあるので自然と避けてしまったのかもしれません。もしくは、微妙なお年頃だからか。
 あ、なっちゃんは永遠の六年生です。なにを馬鹿正直に書いているのやら。そして、本当にどうでもいいことでした。

・挿絵、及びデザインは「墨洲」さんです。今回、初参加ですが、素晴らしいです。今回のMVPです(前回と前々回はAngeloさんかな)。
 ただ、美冴さんのデザインと本編の美冴さんが未だにちょっとしっくりこない……です。むしろ、仁志君の方がすんなり受け入れられました。
 あんまり考え込むようなことではないと思うのですが、もしかしたら次回への課題ということかもしれません。






 長くなりましたが、以上です。

 割とどうでもよい話ばかりですが、個人的には是非どこかに書いておきたかった話もあります。
 本文もそうですが、何か伝われば幸いです。

 とにかく、まだまだ勉強不足ですのでこれからも頑張っていきます。

 また機会があればよろしくお願いします。



 ここまでのお付き合い、ありがとうございました。

2011/8/21
水木 真



戻る